BTS活動休止

色々な感情で寝られなかったので、ここに残しておきます。

この半年間結構つらかったなあ〜…っていう話なので一部に批判的に思った内容も含みますが、恨みつらみを書きたいのでは全くなくて最後にまとめたいだけです。

あとスキャンダルの何が嫌なのかわからない!派の方はそちらが正しいとは思いますが私とは意見が合わないので読まないでください。

今現在、誰か・何かに対する負の感情は一切ありません。楽しかった時間に感謝しています。
一個人の感想であり、大前提として7人のことが好きな人間が書いています。

正直私はPTD発売からずっと微細な違和感を抱えながら推してました。
それまでは長い間楽しいことしかなくて毎日のようにたくさんのコンテンツ(ボム、weverse、CM、タリョラ等)があって毎日楽しい最高!と毎日思っていました。


PTDは曲も全然らしさがないし何よりあのMV、本当にFAKELOVEとかと同じグループか…!?と…
多様な人種、老若男女、誰であろうと誰かの許可はいらないという世界平和メッセージ系ソングで簡単な振り付け、マスクを外す演出……まあスマ●プも売れたら(それまでも売れてたが)テレビで花ばっか歌うようになったしA●Bももっといい曲それ以前にいっぱいあるのに恋ちゅが一番売れた(当時の情報)しまあそんなもんかね…と納得しようとしていましたが。


この頃から見たくないと思いつついわゆるアンチに近い人たちの意見を見に行ったりして、わかる気もすると思いたくもないのに思ってしまったりしていました。。
でも毎週のタリョラを見たらすぐに忘れてやっぱり好きだ、大丈夫!と思っていました。

次に、タリョラが終わりましたよね。
ここは私の中で今でも今現在と同じぐらい辛い瞬間でした。
7年?もやってるコンテンツがまさか終わると思っていなかったので…兵役の間もこれの撮り溜めがあれば全っ然余裕だわwとか思っていましたね。


私はこの番組からハマったので放送がある時は毎週リアタイしていて仕事もこれのために火曜日は帰って終わったらもう一回見てその週のうちに3回ぐらい見てたっていうもう今考えると依存症でした。
なので終了は相当耐えられませんでした。
はるか昔にとても好きだった彼氏になんの前触れもなくごめんもう会えないと言われた時の現実受け入れられなさがフラッシュバックしたくらいやばかったし2ヶ月は生傷を引きずりました。

やっといいかげんタリョラの失恋の傷も生傷ではなくなってきた11月中旬、LAに出発し、1ヶ月近くは向こうにいるというスケジュールが発表されました。


アメリカは生活時間も違うし、なんか個人的にバラエティのノリについていけないので、コンサート配信は楽しみだけど出発はかなり寂しかったのを覚えています。
でも出発時に推し二人のツーショセルカが上がったのでのんきに沸いたりもしていました。

そしてついに帰国となった12月、長期休暇発表です。
この時もめちゃくちゃつらくて、その時も感情メモを残していたのでオタクnote構文ですが下記に置いておきます。
今読んだら急なインスタについての自分の偏見と予言が笑えました。


イルミネーションで彩られる街にも慣れてきた12月初旬、推しの長期休暇が発表された。
その前日まで彼らはアメリカに行っていた。
正直なところ自分がどう頑張っても行けないコンサートと世界的セレブのような活動に何の興味も持てずにいた私は、明日からはやっと元に戻るんだと安心して前日は久しぶりによく眠れたところだった。

生殺与奪の権を他人に奪わせるな
鬼滅の刃の名言である。休暇の知らせを見た瞬間私の脳内にこの言葉が思い浮かんだ。

なんてったってグループで7年間放送したバラエティが終了し、アジア圏は無視したアメリカでの活動、そこからの長期休暇、そして戻ってくるのはグラミー賞での渡米時、半年間私に関係のあるコンテンツは一つもないことが判明した瞬間である。

目の前が真っ暗になったし“死にたい”と思った。同時になぜ死ぬほど辛い思いをしなければいけないのか、と思った。生殺与奪の権を他人(推し)に委ねていたのだ。

自分にどうすることもできない悲しみは忘れる以外にないことは10年前に大失恋をソシャゲに廃課金すること一本で無理やり忘れた過去の経験から分かっていた。
忘れるにはとにかく見ないことだ。物理的に離れることで考える時間を少しでも減らすのだ。情報を見逃すという心配もないためネットを遮断すべくスマホの電源を切って過ごすことにした。


しかしさすがに24時間友人からの連絡も含めて無視するわけにもいかず、たまに電源をつける。するとメンバーが個人のインスタグラムを開設している。
私はこの世の匂わせの98%はインスタから発生していると思っている人間なのでまたしても最悪の気分になった。アメリカのセレブたちとタグ付けしあって交流する推し、私の嫌いなブランドの服をタグ付けして宣伝する推し、それをいいねする私の嫌いなデザイナー、アカウントを間違えて女が写っている写真を投稿する推し、まだ見てもいない数々の最悪の投稿が目の前に広がる。

そんな思いをするなら降りればいい。私もそう思う。忘れ方がわからないのだ。
少なくとも生殺与奪の権だけは自分の手に取り戻したい。
スマホの電源を切ることとツイッターを見ないことだけは続けようと思う。グッズは見えないところに片付けたが、まだ処分はできない。


あの時の失恋もうたプリのツイッターが終わった悲しみも今は忘れて生きているように、いつか推しのことも忘れてどうでも良くなって笑える日が来るのだろうか。他の何かに夢中になれる日が来るのだろうか。この二ヶ月間ずっとそう思っているけれど、まだ答えは出ない。
できることなら休暇期間に忘れてしまいたい。もし神様がいるなら、明日も仕事なのに一睡もできず4時までこれを書いている私を助けてほしい。しかし神様はいないので、やはり自分で忘れるしかない。



こんなこと書いてるのに半年後の今も辛い思いして5時まで書いてるのマジウケるなってカンジなんですけど。
でもこの時からかなりまずいと思って他のことに多少興味を持つようにしてはいました。
このブログもそのために初めてみた側面もあります。
とにかくバンタン一本で精神を維持しているのはやばいと思い始めていますね。
でもそんなこと思ってるのって、すごく好きだったからですよね。

そしてグラミー賞。
個人的には正直取っても取らなくても良かったです。
別にグラミー賞を取っても取っていなくても私にとってバンタンが最高のアイドルなことに変わりがないからです。
クリスマスなんていらないくらい日々が愛のかたまりなので。(名曲)


でも本人たちは命懸けで欲しいんだろうなと思うからもちろん応援していました。
でも、本音を言えばそんな賞よりなんの賞も貰えなくていいからファンに聞かせたい曲を作りましたって言って欲しいって思ってました。
自分勝手すぎますね。わかっていたので今日まで誰にも言ったことはありません。
でも彼らが作る曲や世界が好きだから思ったのです。


ベガスコンは、見ませんでした。
前までは配信でも見ていましたが、この時はなぜか分からなかったけどなんだか見ても楽しめなくて。
今になってみたら、ラストコンサートだったんですよね。

そして帰国後、またいつまでなのか分からない休暇のお知らせ。
なんだか、私は彼らを好きだけどもしかしてアメリカでしか活動しないのかな…と思いました。


でも10〜12月のような気持ちにもうならないように気をつけていたので、

まあそれならそれでゆるく応援してコンサート行けるようになったら行こうかな!くらいの気持ちでいようと頑張ってしていました。
そして特に何もない日々が続き…

ここで私にとって決定的なメンバーの一人のスキャンダルと、米大統領との対談とかいう謎の仕事の情報が同時に舞い込んできます。


私は会社員をやってる以上はいくら眠くても朝会社に行くのと同じようにアイドルという職業で大金を得ている以上はその代償として表立っての恋愛は我慢すべきだと考えていて、私の好きな二人はそういうところは守りそうというかグループ・メンバーに迷惑かけることはしなさそうな性格も好きだったのでものすごっっっくガッカリしました。
そして日本や他の国ではコンサートもしないのにアメリカだったら対談のためだけに行くのかあ…とこちらも凹んでしまいました。


このがっかり感によってこの時期からブログで他の話題を更新する気力も失せていますね。
好きだからこその、なんでそんな写真撮られたの?なんでコンサートじゃなくてそんな仕事するの?という行き場のない辛さと怒りで、やめればいいのに同じように思っている人たちの意見をネットで探すことで落ち着くことを毎日繰り返してしまいます。


あの時からの私は今日まで毎日イライラして過ごしていました。
今になるとバカだし勿体無いんですけどね。どうしても耐えられなかったんです。
全て遅いですが今となっては、なんで最後の活動笑顔で見られなかったんだろうって思ってます。
最後の全員のVライブも写真のこともなんの釈明もしないくせに…と片手間にゲームしながら見ていました。


もはやファンじゃないなって自分でも書いていて思います。
でも好きだったからこそ隙を与えないように気をつけてほしかったし歌やダンスを見たかったんです。。
ファンってなんなんでしょうね。

ちなみにそれ以前はもちろん上記の期間も、違和感だけを書きましたが楽しかったことも沢山ありました。
セルカが上がれば沸いたし、Vライブの通知が来たら喜んだし、友達もいるのでそんな嫌な話とかはしないで配信ライブも一緒に見たり盛り上がっていました。
グッズも写真付きのものが出れば購入していました。
推しのセンイルには広告を見に行ったりもしました。
違和感あるけど無理していたとかではなくて、本当に楽しかったし好きだったのです。

そして、今日の活動休止。
本当にいろんな感情がありますが、あ、推しも私もつらかったんだってやっと気づけてほっとしました。


タリョラを"辛いからやめる"ってもう限界きてたじゃんということ、PTDのメッセージや国連で聖人に仕立て上げられることに感じた違和感、本当はグラミー賞なんて私は取らなくたっていいから自作曲が聞きたいと思っていたのに推しが欲しいなら応援しないと!と義務になっていたこと、定時勤務の会社員にはこの状況ではとても行けないコロナ禍でのアメリカコンサート、ここ半年ほとんどコンテンツはないのにスキャンダルだけ決定的なものが出てきた状況、全部全部全部全部全部ムカついてたんじゃなくてつらかったんだって今更わかりました。


ナムジュンの言葉を聞いて、私はそういうことをつらいと思うことが罪だと感じていたんだと。
だから友達にもネットでも言えず、こんなことやめなきゃと思いながらアンチの人たちの過激な意見を見て分かるけど私はそこまでは思ってないから大丈夫かな、とかよく分からない罪悪感の軽減を図っていたのかもしれません。
それに気づいたせいか、休止のつらさが勝っているのか、今は不思議と少なくともここ数週間よりは凪いだ気持ちです。

休止は本当に彼らのいない日常に慣れるまで痛みを伴うと思うので憂鬱ですが、
私は上記の通りの状況だったのでもしあのままグラミー取れるまで英語曲でロビー活動もしながらそれ以外の期間は休暇という活動を続けていても多分事情もわからずずっと好きだけど小さいものがどんどん積み重なってイライラする状況から抜け出せなくなっていたと思います。


なので、好きなまま終わって良かったと思おうと、今は考えています。
そして正直に話してくれたことで私が一番最初に感じた罪悪感であるPTDが発表された時の違和感をナムジュンも感じていたことに救われました。
私が好きになった彼らの音楽が、彼らも好きな音楽なのかなと今思えています。

正直全員の兵役が終わる頃には、私はもうアイドルを応援するような歳ではありません。
現実的に考えて一生推すと全く言えません。
なんならまた結婚発表とかされてイライラすることになるより今ここで卒業がベターかもしれません(笑)

自分がどうするかは未定ですが、多分ブログを始めとした私がネットに書くバンタン関連の更新はこれで終わります。
今はただ同じ時代に生まれて彼らの花様年華を一緒に見せてもらえたことに感謝しています。

2022.06.15